日本の理化学研究所など日米の共同研究チームが万能細胞「STAP細胞」の作製に成功したことを発表


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 体の細胞に酸性の溶液で刺激を与えるだけで、人工多能性幹細胞(iPS細胞)などと同様、あらゆる臓器や組織になれる「万能細胞」を作ることに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)などのグループがマウスの実験で成功した。作製に2~3週間かかるiPS細胞に対し、最短2日間ででき、成功率や使う際の安全性も高いという。効率の良い万能細胞の作製に加え、生体内での臓器再生や細胞の若返りなど、医療の新たな応用に期待が高まる。

 「動物の細胞は外からの刺激だけで万能細胞にならない」という通説を覆す画期的な発見で、成果は30日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。

 万能細胞には、受精卵を壊して作る胚性幹細胞(ES細胞)、体細胞の核を卵子に入れて作る方法(クローンES細胞)もあるが、倫理的な問題が指摘される。一方、iPS細胞は同センターで世界初の臨床研究が進むが、特定の遺伝子を入れて作るため、遺伝子が傷ついてがん化の恐れがある。成功率が0・1%程度にとどまるという課題もある。

 グループは、オレンジジュースと同程度の強さの酸性で体温に近い37度の溶液が入った試験管に、マウスのリンパ球などの体細胞を入れ、30分間にわたり刺激。75%の細胞は死んだが、生き残った25%の細胞のうち、その30%が万能細胞になった。外からの刺激で多能性を獲得することから「刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)」と名付けた。

 iPS細胞では不可能な胎盤を含め、神経や筋肉、腸管上皮など、あらゆる細胞に分化できることを確認。受精卵が一定分割した段階で注入し、STAP細胞だけでできたマウスも作った。培養法を改良し、ES細胞並みの高い増殖能力も実現できた。

 同センターは今後、ヒト細胞への適用と仕組みの解明を目指し、強力に研究を進めるという。小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は「酸性の刺激で細胞の状態が制御できるようになれば、老化やがん、免疫など幅広い研究に役立つかもしれない」と話す。

神戸新聞NEXT
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201401/0006671555.shtml

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意見・感想・議論

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  1. 重大ニュースまとめ@名無しさん 2014/11/29(土) 11:08:21
    iPS細胞が成功率0.1%ならばSTAP細胞は0.001%以下でも希望を持って研究して下さいと応援したい、格下げでも研究が出来ない訳でもないのだろうから是非希望をもつて進んで下さい。小保方ガンバレ。
  2. 重大ニュースまとめ@名無しさん 2014/12/01(月) 22:43:28
    再現に成功して、マスコミ、コメンテーター、学者、総土下座の展開になったら、
    さぞ痛快だろうとは思うが、現実的には厳しいんだろうね
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